マーフィー100の成功法則

マーフィー100の成功法則

願望は別の言葉で言えば祈りである。祈りは達成されたものとして、絵にして心に抱きしめよう!

 

お祈りというのは願望のことですし、願いというのは、
とりもなおさず祈りのことです。その祈りを実現するには、
まずその祈りが実現したところをまざまざと眼前に描いて、
それが実在していると実感することです。

 

潜在意識は、絵になった祈りに対して、
特に敏感でよく受け入れます。

 

私は渡米を熱望している少年と知り合いになりました。

 

当時は、海外旅行がたやすくできる時代ではなく、
その少年も渡米のための手段や、つてをまったく
持っていませんでした。

 

こういう場合は、あれこれ考えても、疲れたり
心が萎えるだけです。マーフィー理論は普通の
やり方と反対に、まず祈りは聞き入れられて
実現したのだ、という立場から始めます。

 

私はその少年に、「どういう交通機関を用いて
アメリカに渡りたいか」と尋ねました。

 

彼は「船がいいですね。安いし、それに
ロマンティックですから」と答えました。

 

それで、私は彼に、ひまを見て横浜に行き、
プレジデント・ラインの客船を眺めて、その船に
自分が乗るところを頭に描くようにすすめました。

 

彼は実行し、そのうち、船に乗つている自分を
生き生きと頭の中で想像できるようになつたのです。

 

 

そうすると、渡米のためのアイデアとか手段が
どんどん湧いてきました。

 

彼は湧いてくるアイデアをどんどん実行に
移していきました。

 

そして、それが彼に道をひらいてくれたのです。

 

彼は渡米し、少年時代からの夢を見事に
実現したのです。

 

いいですか、はじめにいろいろ手段を考えるのではなく、
まず自分の願望が実現したところを頭に描いて、
それがかなえられた喜びを先取りして、体験して
しまうのです。

 

それから、アイデアとか機会が現出するのを待つのです。

"象徴的な行動"が具体的な結果を引き出す

問題解決のためには、何か解決を示す象徴的行為を行なうと、すばらしい、魔法のような効果をあげることができる。

 

 

私の知っている人が東京の郊外に以前から
住んでいました。
ところが土地は借地だったのです。

 

彼はそれを譲ってもらいたいと思って、よほど前から
地主さんと交渉していたのですが、いろいろ
むずかしい問題があって話が進みません。

 

 現在の法律では追い立てはできないのですから、
売ってくれるはずだという確信はありました。
しかし、地主の方がなんだかんだと言って、
話はスムーズにいきません。

 

私に相談を求められました。

 

私は彼にいろいろな手段に気を使うのはすっかりやめ、
その土地が彼のものになったことを示す、
何か象徴的な状況を目に浮かべるようにすすめ、
マーフィー博士が家を売った話などをしてやりました。

 

それは初夏の頃でした。

 

彼には息子がいました。ちょうど、鯉のぼりの季節でした。
彼は鯉のぼりを立てるために長い竿を立てている時、
ふと私が言ったことを思い出しました。

 

そして鯉のぼりの竿を立てるための行為を、
その土地を手に入れる行為の象徴と見なすことにしました。

 

「この土地は俺のものになるんだ。
そのしるしとしてくいを打つんだ。
俺は俺の土地にくいを打ち込んで、そして
勝利の旗(鯉のぼり)を高くなびかすのだ」

 

こう心の中で繰り返しながら、くいを土の中に
打ち込みました。

 

くいを打ち込む行為自体が潜在意識に達成の
イメージを打ち込むのに役立ったのです。

 

それから間もなく地主はスムーズに彼の条件を
受け入れ、夏までにはすつかり手続きもすんで、
その土地は彼の物になりました。

くつろぐ技術を知る人は心身が調和する

潜在意識を活用するには、くつろぐ技術が重要である。ひとつひとつの筋肉にくつろぐよう命ずるとたやすく出来る。

 

私たちの意識する心は、思うように潜在意識を
操ることはできません。

 

食事をして消化するな、と言っても消化しますし、
血液は自分の意志に関係なく体の中を循環します。

 

しかし、潜在意識を利用する方法が
ないわけではありません。

 

それは意識する心でイメージを作って、
潜在意識に引き渡すことです。

 

南アフリカのヨハネスブルクの牧師さんが
肺癌と診断されました。

 

普通の医学では絶望的です。
そこで、マーフィー理論を完全に実行しようと思いました。
一日数回、必ず精神的にも肉体的にも
完全にくつろぐようにしました。

 

完全にくつろぐためのテク二ックとは、
次のような言葉を繰り返すことです。

 

私の足はくつろいでいる。
私のくるぶしはくつろいでいる。
私のももはくつろいでいる。
私の腹筋はくつろいでいる。
私の心臓も肺もくつろいでいる。
私の全存在は完全にくつろいでいる。

 

こうして五分もしますと、うとうとした
状態になります。

 

そうした状態の中で彼は、次のように言ったのです。

 

「神の完全性は、いまや私の肉体を通じて
表現されようとしている。
完全なる健康というイメージが、いまや私の
潜在意識を満たしている。
神が私に対して抱くイメージは、完全なイメージである。
だから、私の潜在意識は神の、いの中にある
完全なイメージと完全に呼応して、
私の肉体を創造しなおすのだ」

 

この牧師さんは、奇跡としか言いようのない
治り方をしました。

 

あなたも病気でしたら、このテクニックを使ってください。
この方法は医者や薬と少しも矛盾しません。
「汝が信じつつ祈りの中で求めることは、
それが何であれ、汝に与えられるであろう」という
聖書の言葉の意味もここにあります。