マーフィー100の成功法則

どれだけ「真剣な気分」にひたれるかが鍵

偶像崇拝を簡単に否定してはいけない。それは潜在意識を動かすIつの効果的な方法なのだから。

 

フイリパス・パラケルスス(1493?1541)は、バ?ゼル大学ではじめ
て化学の教授になった人で、当時は世界一の錬金術師という評判のあった人です
その彼がこのよ、つに言つています。

 

「あなたの信仰の対象が本当であろうと、間違いであろうと、それに関係なく
同じ効果があるでしょう。ですから、私は聖ペトロ自体を信ずべきなのに、
そのかわりに聖ペトロの像を信じたとしても、聖ペトロからと同じご利益を
受けるのです。

 

しかし、これは迷信です。しかし信仰は、それが迷信でも奇跡を
生むことがあります。

 

本当のことを信じようと、間違ったことを信じようと、信仰はいつも
同じ奇跡を生むのです。

 

そして、彼の言っていることは今日でもまったく本当なのです。

 

彼の時代は宗教改革の時代で、口ーマ,カトリックのようにマリアの
像などを拝むのを偶像崇拝だと否定する力が強くなりました。

 

しかし、皮肉なことには口 ?マ、カトリック教会の方に、奇跡と
認められるものがずつと多いのです。

 

これはカトリックの方が真理で、プロテスタントの方が間違いという
意味ではありません。ひょっとしたら、プロテスタントの方がより
合理的かもしれません。

 

しかし、マリアの像の前で拝んだ方が、よりよく信仰の気分に
ひたれる人が多いことも事実でしょう。深く信じることさえできれば
奇跡は起こるのですから、力トリツクの方に奇跡が多いのも説明がつきます。

 

奇跡的な霊験が起こるのは、信じていることが高級だからでも、
合理的だからでも、学問的だからでもありません。信心が深くて、
それが潜在意識に到達したからなのです。

 

マリアの美しい像がそれに役立ったとするならば、それは本当に
聖母マリアが助けてくれたと思っても、結果的にはいっこうに差支えないわけです。

 

 

 

人と比較しなくても自分を「浮かばせる」ことはできる

潜在意識が奇跡を起こすのだということを皆が知るようになれば、宗派間の争いはなくなるだろう。

 

西洋には、ひどい宗教戦争がありました。また、日本にもあります。

 

創価学会は自分のみが言バの救いを与えることができると言いますし、
禅宗でも同じようなことを言いますし、キリスト教の各派も同じことを言っています。

 

しかし「自分だけが正しい」という宗派が世界中にこんなにたくさんあるのは、
おかしいではありませんか。宗教同士、宗派同士の醜い争いを見ていやになつた
人が、しばしば無神論者になるのはそのためです。

 

よく聞いてみると、どの宗教も立派なことを言っているのです。そして、
どの宗派にも奇跡が起こり、どの宗派のよい信者も、それに似た
不思議な体験をしているのです(そういうことがなかったとしたら、
誰がいつまでも信者でいるでしようか。

 

しかしマーフィー理論は、どの宗派も正しいのだと言います。

 

どの宗派も人間を潜在意識にいたらしめるための道なのだ、
と考えます。創価学会に入って奇跡を体験した人もいます。

 

立正佼成会に入ってそのようなことを体験した人もいます。

 

カトリックでもいます。イスラム教でも、アフリカの何とか教でも、
アメリ力の新興宗教でもいます。これは厳然たる事実で、誰でも
認めないわけにはいきません。

 

そうだとしたら、創価学会は立正佼成会をインチキと言ってはいけない。

 

キリスト教も日本の宗教を非難してはいけない。

 

人にはいろいろなタイプや好みがあり、自分が信じやすい宗教・宗派を
選べばよいのです。自分さえ納得すれば、ほかの宗派のことを非難するに
は当たらないのです。どんな宗派の教えでも、深く信ずることさえできれば、
奇跡も起これば救いも得られます。いろいろな宗教は、潜在意識への
アプローチの違いだけです。

 

あなたが宗派の創始者になつてもよいのです。

 

願望をくっきりと「視覚化」できればしめたもの!

潜在意識にあなたの願望を送り込むには、それを視覚化することつまり絵にすることが最も有効である。

 

潜在意識は全能ですが、あなたの意識する心に対しては、百パーセント受動的
です。ですから、あなたが自分の願望を実現するには、それを潜在意識にうまく
送り込みさえすればよいのです。

 

どうしたら、うまく自分の願望を潜在意識に送り込むことができるでしようか。

 

それは、あなたの願望を視覚化することです。つまり、願望を絵にすることです。

 

マーフィー博士は、このテクニックを「心の映画法」と呼んでいます。

 

マーフィー博士がアメリカ中西部の諸州で講演をしました。そうしているうちに、
中西部に活動の拠点を持って、そこを中心にして活動したいと思う願望が生
じ、なかなか頭から去りませんでした。

 

ある夕方、ワシントン州のスポケインのとあるホテルに泊った時、彼はソファーに
横になつて完全にくつろぎ、注意力を停止し、静かな受動的な気持ちになって、
それから大勢の聴衆に向かって、「私はここに来たことを喜んでいます。私は、
こういう理想的な機会が到来するのを祈っていたのです」というようなこと
を語りかけている情景を想像しました。

 

そして、自分の心の目でその想像上の大聴衆を見、それが全部実在するのだと
感じました。

 

彼はこの心の映画を脚色し、その主役を演じました。そして、それが潜在意識に
引き渡され、現実の世界に具体的に現われると実感しました。

 

翌朝、彼が目を覚ました時、何ともいえない大きな平和感と満足感を
味わいました。

 

それから数日たって、彼は一通の電報を受け取りました。それは心の映画に
写したのと同じように、中西部に活動の場所を提供しようという申し出の電報でした。

 

マーフィー博士がその申し出を受け入れて、中西部でも仕事をしたことは
言うまでもありません。