マーフィー100の成功法則

「感謝法」で失業者が副社長にまで出世した!

感謝する心は、常に宇宙の無限の富に近いことを忘れるな

 

聖パウロは聖書の中で、称賛と感謝の念をもつて私たちの要求を示すことをす
すめています。

 

感謝する心は常に宇宙の創造力に近いので、万能の潜在意識も
感応じやすく、多くの恵みが、そういう心を持った人に流れていくのです。

 

ここで注目すべきことは、恵みを受けてから感謝するのでなく、
まだその恵みが具体的な形を取って現われる前に、感謝して
しまっていることです。

 

これが聖パウロがいう「感謝の念をもって要求を表わす」という
意味なのです。

 

プローク氏の例をあげましょう。彼は失業中で子供が三人おり、
勘定書はたまっていくばかりでした。

 

この時、彼は「感謝法」を教えてもらい、それは彼の心に響くものが
ありましたので、実行することにしました。

 

そして、約三週間、毎朝毎晩、規則正しく、くつろいだ平和な気持ちで、
「神さま、私の富に対して感謝します」と彼は繰り返しました。

 

そのうち、本当に感謝の気分が彼の心の中で支配的になってきました。

 

そして、心配、恐れ、貧乏、困苦など、暗いような考えや気分が
心に入りかけてくると、すかさず、「神さま、ありがとうございます」と
何度も言って、暗い気分が、いに入ってくるのをとめ、和やかな
気分になるように努めてきました。

 

それから、この感謝の気持ちが宇宙の万能の知性にとどくのだと
いうことを信じました。

 

そして実際、感謝に値することが彼に起こったのです。

 

この祈りをして三週間ほどたつた時、二十年も会わなかつた
以前の雇い主に偶然出会うと、彼はよい仕事を提供してくれたのみならず、
五百ドルを前貸ししてくれたのでした。そしていま、このブローク氏は
その会社の副社長です。

潜在意識は万能ですが、まったく受動的で、命令をよくきます。

 

 

万能の潜在意識が自分の味方であることを悟った時、自分の願望を簡単に言い表わすだけで十分なことがあります。

 

ある少女が、自分にしっこく電話をよこしたり、デートを強要したり、勤め先にも
押しかけてくる若い男に悩まされていました。しかも、彼と手を切るのは非常に
むずかしいことがわかりました。

 

しかし、彼女は幸いにもマーフィー博士の話を聞き、なるほどそうだと思い、
次のような命令を潜在意識に与えました。

 

「私は〇〇さんを神に向かって解放してやります。彼は、いつでも自分の
いるべきところにいます。私も自由で、彼も自由です。私はいま、
自分の言葉が無限の精神に入っていき、それが実現してくれることを命じます」

 

この命令を潜在意識に言い聞かせますと、その男は二度と彼女の前に
現われなくなったとのことです。「それは、あたかも大地が彼を飲み
込んだかのようでした」と彼女は言っています。

 

このような命令、断定を行なう時、力む必要はありません。

 

あなたの力で行なうのではないのですから、心をむりに緊張させたり、
心の葛藤などを起こしてはいけないのです。きわめて自然に
潜在意識に言いつければよいのです。

 

ちょうど、高級レストランのボーイに、「シェリーを持ってきてくれ」と
言う時と同じように、当然、言いつけたとおりになるのだという前提に
立って言えばよいのです。

 

極端な例ですが、風邪の時、眠る前に、「明日の朝までに、
潜在意識がきちんと健康にしてくれます」と言っただけで、
すっきりと治ることがよくあります。

 

潜在意識は万能ですが、まったく受動的で、命令をよくきます。

願望が強ければ「手段」は後からついてくる

 

願望は別の言葉で言えば祈りである。祈りは達成されたものとして、絵にして心に抱きしめよう。

 

お祈りというのは願望のことですし、願いというのは、とりもなおさず
祈りのことです。

 

その祈りを実現するには、まずその祈りが実現したところをまざまざと
眼前に描いて、それが実在していると実感することです。

 

潜在意識は、絵になった祈りに対して、特に敏感でよく受け入れます。

 

私は渡米を熱望している少年と知り合いになりました。

 

当時は、海外旅行がたやすくできる時代ではなく、その少年も
渡米のための手段やうつてをまったく持っていませんでした。

 

こういう場合は、あれこれ考えても、疲れたり心が萎えるだけです。

 

マーフィー理論は普通のやり方と反対に、まず祈りは聞き入れられて
実現したのだ、という立場から始めます。

 

私はその少年に、「どういう交通機関を用いてアメリカに渡りたいか」と
尋ねました。

 

彼は「船がいいですね。安いし、それにロマンティックですから」と答えました。

 

それで、私は彼に、ひまを見て横浜に行き、プレジデント・ラインの客船を
眺めて、その船に自分が乗るところを頭に描くようにすすめました。

 

彼は実行し、そのうち、船に乗つている自分を生き生きと頭の中で
想像できるようになつたのです。

 

そうすると、渡米のためのアイデアとか手段がどんどん湧いてきました。

 

彼は湧いてくるアイデアをどんどん実行に移していきました。

 

そして、それが彼に道をひらいてくれたのです。彼は渡米し、
少年時代からの夢を見事に実現したのです。

 

いいですか、はじめにいろいろ手段を考えるのではなく、
まず自分の願望が実現したところを頭に描いて、それがかなえられた
喜びを先取りして、体験してしまうのです。それから、アイデアとか
機会が現出するのを待つのです。