マーフィー100の成功法則

「イメージング」の力で生活の質は格段に向上する

映画はそれ自体が一つの世界を提供してくれるので、願望を具体化にするのに役立つ。

 

昔の人は、志を立てるのがむずかしかったと思います。
というのは、自分の生活圏以外を見ることができなかつたからです。

 

H・Gウェルズというイギリスの世界的作家は、母が上流階級の
女中をしていたため、幼い時に上流の生活をかいま見ることができ、
自分もそういう生活をしようと決心し、見事にそれをなしとげました。

 

彼が上流の社会を覗く機会がなかったら、具体的な願望を起こす
ことはなかったでしょう。

 

現在、生活がどんどん向上していく理由の一つにテレビがあります。
他人の生活が見られるので、人の向上意識を刺激するからでしょう。

 

人まねだと言って非難する人もいるでしょうが、昔のような貧乏生活に
満足する人の数を減らした点では、進歩の原動力の一つとなったわけです。

 

映画は暗室で、しかもコマーシャルも入らず、一定の完結した世界を
提供してくれるので、その目的を持った人には非常に有効なイメージ
提供者となります。

 

たとえば、評判だった『マイ・フェア・レディ』を見るとします。

 

それだけでも楽しい物語ですが、貧しい少女があれを見て、
自分を洗練する決心をしたらどうでしょうか

 

あの物語のイライザという少女の向上のもとは「言葉」を
正しくすることでした。上品な言葉を習うこと、礼儀正しくすることは、
日本人にとっては比較的やさしいことです。そうすれば、思いがけない
素敵な結婚相手に恵まれるでしようまた男の学生があれを見て、
ヒギンズ教授のような書斎を持った学者になろうと決心したとします。

 

あのような天井までとどく本棚のあるところで勉強する自分を、
頭の中に生き生きと描くのです。自分の「目」で一度見ていますから、
描きやすいでしょう。私は、あの映画で志を立て、信じられぬ経過を経て、
天井まで本のとどく書斎を持つて勉強している若い日本人の学者の
例を知つています。

「病は気から」これだけの理由

放つておいても体の面倒を見てくれる知性があるのに、困ったことには、しょっちゅうそれを邪魔する意識がある。

 

単細胞動物であるァメーバなどを注意深く観察してごらんなさい。

 

単細胞動物は、器官を持っていないわけですが、運動、栄養吸収、
同化、排泄などを行なっています。

 

そこには、そういう行為を起こさせる精神的作用、反作用があるという
証拠を見ることができます。

 

また人間の目や耳や心臓や肝臓や膀胱や細胞の組織を見ますと、
集団的知性を持つ細胞から成り立ち、その集団の知性によって
協力し、また首領(意識する心)からの命令を実行しているのです。

 

個々の細胞や器官は放っておいてもちゃんと働く知性の支配下にあるのですが
ただ困ったことには、意識する心が介入し、誤った信念から、恐怖などを
持ち込んで混乱させるのです。

 

恐怖とか、誤った信念とか、否定的な型があなたの潜在意識の中に
持ち込まれますと、完全に受身な潜在意識は、自分に与えられた設計
図の仕様書どおりにするより仕方がないのです。

 

たとえば、多少敏感な人は、何かを食べて「おなかをこわすのではないか」と
思っただけでも下痢になることが知られています。

 

それほど、心の否定的な考えは、潜在意識の活動を狂わせてしまうのです。

 

嫉妬とか、恐れとか、心配とか不安などの思いは、神経や内分泌腺を
おかしくしてしまうのです。

 

私の知っている人に、サシミを食べるとすぐおなかをこわす人がいました。

 

それでも好きでよく食べるのですが、その後必ず整腸剤を飲むのでした。

 

ある時、その人が私といっしょにスシを食べました。

 

私は「僕もスシを食べるとおなかがゆるむので薬を飲むことにしているんだ」と
言ってドイツ製の薬を飲み、彼にもあげました。彼はそれを飲んで、
翌日、おなかは何ともなかったと言いました。

 

しかし実は、それはドイツ製の口臭どめだったのです。

 

このように、「病は気から」というのは、潜在意識が
心配と支配されている状態をさすのです。

 

 

成功体験を「あらかじめ実感できる人」に成功は訪れる

祈る時に力んではいけない。力むことは心が割れている印なのだから。

 

願望を実現したい時、どうしたらいいのか、などということにいろいろ
気を使ってはいけません。

 

反対者を予想してもいけませんし、意志の力を使ってもいけません。

 

意識する心の知性を使ってもいけません。まったく自由に、子供のように
信じるのです。

 

ある家のセントラル・ヒーティングが故障して、ボイラーの修理代に
二百ドルを請求された時、その家の持主はどこが故障しているのか
聞きました。

 

修理人は「ボルトの一つが具合が悪かったのです」と答えました。

 

その家の所有者は「たったボルト一個に二百ドルとは高いではないか」と
文句を言いました。するとその修理人は、「私はボルト代には5セント
請求しましたがあとの199ドル95セントはどこで故障していたかを
見つけるための代金です」と答えたと言います。

 

あなたの潜在意識はこのボイラーの熟練工以上にあなたの肉体の
あらゆる器官の悪いところや、それを癒す方法を知っています。

 

しかも報酬はただなのです。

 

あなたはこの全知の熟練工に向かって、故障の個所をあれこれ
細かに言う必要もないし、その直し方について気を使う必要はありません。

 

あなたは最高の熟練工を抱えているのと同じなのです。

 

最後の結果を確認するだけで十分なのです。

 

肝心なのは、くつろぐことです。人間の修理者でも、家主に途中で
あれこれ言われたり、指示されたら迷って、、つまくいかないでしょう。

 

潜在意識に細かなこと、途中の手段を心配させるとよく働きません。

 

あなたの問題が健康のことであれ、お金のことであれ、勤め先のことであれ、
その問題がうまく終結したのを実感するのです。これが、潜在意識に
本当にまかせた印なのです。感ずること、あなたの願望が達成された状態にあると、
感ずるようにしなさい。くつろいで、のんきにやってください。