人生の「偉大なこと」の多くは単純である

人生の「偉大なこと」の多くは単純である

あなたは幸福を選択する自由があり、また幸福をあなたの習慣にすることもできるのだ。

 

幸福とは心の状態です。
聖書に「汝の仕えるこの日を選ぶべし」という
言葉があります。

 

これはあなたには幸福を選ぶ自由も、
不幸を選ぶ自由もある、という意味です。

 

これは、やけに単純に聞こえるかも
しれませんが、本当なのです。

 

そしてまた多くの人が幸福にいたる
途中でつまずく理由にもなつているのです。

 

つまり、多くの人は幸福の秘訣の単純さが
わからないのです。

 

人生の偉大なことは単純なのです。

 

さあ、幸福を選ぶことから始めましょう。

 

まず、朝、ふとんの中で目が覚めたら、
自分に静かにこう言い聞かせましょう。

 

私は今日、幸福を選びます。
私は今日、成功を選びます。
私は今日、適切な行為を選びます。
私は今日、みんなに対して愛と善意を選びます。
私は今日、平和を選びます

 

この言葉をおざなりに言うのではなく、
生命と愛と興味を注ぎ込んでください。

 

そうすれば、あなたは幸福を選んだことになるのです。

 

あなたの外界の状況も、あなたが幸福を
選んだことを証明するように展開して
いくのがわかるでしよう。

 

多くの人は
「おれは成功しないだろう」
「みんなおれに反対している」
「商売はうまくいかないし、さらに悪くなりそうだ」
「おれはいつも遅刻だ」
「おれは芽が出ないや」
「あいつにはできるが、おれにはできない」

などという否定的な考えを抱くことによって不幸を選ぶのです。

 

もし、あなたが目を覚ました時にこのような
心の態度を取るならば、そのとおりのことを
自分に引きつけて、実際に経験することになり
、実際に不幸になるでしょう。

 

幸福を選ぶ週間を作ってください。

就寝前三十分と、目覚めの十分はこう過ごせ

眠ることは潜在意識の内なる知恵と静かに交流することである

 

私たちの意識する心は、日中、起きている時は、たえず心配や、
争いごとや、論争などに巻き込まれています。ですから、
感覚器官からなだれ込んでくる資料や情報を定期的に遮断し、
外の世界から退いて、潜在意識の内なる知恵と静かに
交流することが絶対に必要です。

 

 

このように、感覚器官を通じて入り込む刺激や情報や、日常生活の
喧噪(けんそう)や混乱から定期的に退くことが睡眠の意味です。

 

つまり、睡眠中のあなたは五感の世界に対して眠り、潜在意識の
知恵と力に対して目を覚ますのです。

 

戦国の武将は、血なまぐさい戦闘の間の少しの時間を見つけては、
茶の湯をたしなみました。現代の大実業家も、一日のうち何十分かを、
茶や宗教的つとめなどに取っておき、外界から自分を切りはなします。

 

人間はよく考え、よき知恵を得るためには、宇宙の心にひたる時間が必要です。

 

しかし、今日からすぐに茶の湯を始めたり、仏間に閉じこもる必要はありません。

 

人間の睡眠は、自分を外界の喧噪から切りはなす最も完璧な形式ですから、
就寝前の三十分と、目が覚めてからの十分間を特に大切にしていただきたいと
思います。

 

床につく少し前から心をくつろがせ、万能全知の潜在意識と交流する
心がまえを作り、体もくつろがせて願望と祈りを明らかに心に描いて、
平和な心で眠りにつかなければなりません。

 

 

独身の人は自分の心がけしだいでできますが、結婚している人は、
配偶者にもこの心がけがないといけません。よい配偶者を得ると人生の
質が倍よくなり、悪い配偶者を得ると、祈りを実現することがきわめて
むずかしくなります。

 

その場合は、それぞれの人が、生き方から工夫をしていかなければなりません。

決断に迷った時は、これに頼ればいい!

どちらとも決めかねることがあったら、眠っている間に潜在意識に指示してもらえ

 

たいていのことは、意識する心が判断できます。

 

しかし、時にはどうしてよいかわからないことがあるものです。

 

そういう時は、時間を超越し、未来も過去もない全知の
潜在意識の指示を受けるようにしてください。

 

マーフィー博士の話を聞いていたある若い女性が、いまの
二倍の給料が保障されるニューヨークでの仕事を紹介されました。

 

彼女はロサンゼルスにいるので、東部に行くべきかどうか、かなり迷いました。

 

そして、いまいる会社と新しく仕事を提供してくれるという会社をくらべてか
ら、眠る前に次のように祈りました。

 

「私の潜在意識の創造的知性は、何が私にとって一番よいかを
知っています。
それは常に生命を志向しており、私にも私の関係者にも祝福となるような、
しかるべき決定を私に示してくれるでしよう。その答えが必ず私に現われることを
信じそれに感謝します」

 

彼女は眠りに入る前、子守唄のように、この簡単な祈りを何度も何度も
繰り返しました。

 

そして朝になった時、その新しい仕事を引き受けるべきでないという
執拗な感じがありましたので、彼女はその仕事をことわりました。

 

それから引きつづいて起こつた出来事は、彼女の内なる知覚が正しいことを
証明してくれました。

 

というのは、彼女にいまの二倍の給料を提示してくれた会社
は、その数力月後に倒産してしまったからです。

 

意識する心は、客観的に知られている事実については
正しい判断ができますが潜在意識は、未来を見て、
それに応じた忠告を彼女に与えたのでした。

 

決断に迷うことがあったら、あなたの潜在意識に頼りなさい。