運命統計学鑑定~養成講座

陰陽五行思想

陰陽五行思想

「原初、宇宙は天地未分化の混沌たる状態でした が、この「混沌」の中から光明に満ちた軽い澄んだ気「陽」
の気がまず上昇して「天」となり、次に重く濁った暗黒の気、すなわち「陰」の気が下降 して「地」となった
と理論づけています。

陰と陽を 相対的に(受動的性質⇔能動的性質)に分類します。
具体的には・・闇・暗・柔・水・冬・夜・植物・女、光・明・剛・火・夏・昼・動物・男等に分けられます。
これ らは相反しつつも、一方がなければもう一方も存在し得ない。森羅万象、宇宙のありとあらゆる物は、
相反する陰と陽の二気によって消長盛衰し、陰と陽の二気 が調和して初めて自然の秩序が保たれるわけです。

重要な事は陰陽二元論が、この世のものを、善一元化のために善と悪に分ける善悪二元論とは異なります。
陽は善ではなく、陰は悪ではない。陽は陰が、陰は陽があってはじめて一つの要素となりえる。
陰と陽は、あくまで森羅万象を構成する要素に過ぎないのです。

地上には陰陽の二大元気の交合の結果、木・火・土・金・水の五元素、あるいは五気が生じました。
こ の五元素の輪廻・作用(はたらき)が「五行」であると説きます。五行の「五」は、木 火
土 金 水 の五元素あるいは五気をさし「行」は動くこと、 廻(めぐる)ること、作用を意味します。
      

● ※陰と陽とはもともと天候と関係する言葉であり、陰は曇りや日影、陽は日差しや日向の意味として古書に
表されている。「春秋左氏伝」に当初天の六気として陰・陽・風・雨・晦・明とあり、ここで陰陽は寒暑の
要因と考えられ、4年後に陰・陽・風・雨が季節を特徴づける気候の要因として扱われています。
さらに『管子』幼官では明確に春の燥気・夏の陽気・秋の湿気・冬の陰気として寒暑の原因とされると
ともに四季(四時)の気候が変化する要因として扱われています。
これがやがて四時の気を統轄する上位概念となり、さらには万物の生成消滅と言った変化全般を司る概念、
万物の性質を二元に分類する概念へと昇華されたと考えられています。

 

オプションプログラム

サイトマニュアル